氣学風水とは

納得を積み重ねる

吉方位に身を移し、そこに滞在する。

「単にそれだけのことで?」と懐疑的に思われる方も少なくないでしょう。もちろん、方位の吉凶を信じる信じないは、まったくその人の自由です。

しかし私たち人間は、日常生活の中で必ずどこかへ身を移しているもの。

例えば、通勤・通学、ショッピング、外食、デート、あるいはスポーツ観戦、映画・芝居の観劇等々。 過去に長期旅行や引越しなどの経験のある方もたくさんいらっしゃることでしょう。

 

方位に吉凶があるならば、その一つ一つがときに吉方位であったり、凶方位であったりするはずです。かといって、そんなことは気にしたくない、自分の好きに動きたいという方がいらっしゃるのも、ごく自然なことです。 ただし、ここで断言しておきたいことは『方位の吉凶は必ずある』ということ。 つまり、方位の吉凶を気にされようが気にされまいが、人は誰でも日常に吉方・凶方を採り、吉凶それぞれの運を蓄積しているということに他なりません。

また不思議なことに、ツイテいる人は自然に吉方へ多く導かれやすくなり、ツイテいない人は凶方へと多く導かれやすくなるものです。 過去のご自身の行動履歴(いつどこへ引越したか、どこへ旅行したか、どこへ通い始めたかなど)を方位の吉凶から調べてみれば、 自分の現状の運・不運に納得される部分も多いことでしょう。

 

方位の吉凶を知って、自分の生活に取り入れることは、決して損はありません。

損がないというのは、誰かに払うべき特別な金銭や無用物の購入など一切必要ないということです。普段の生活に方位を意識した行動が加わるだけのことなのです。

ただ方位を意識すると、ある場所へ行きたいと思ったときに、そこが大凶殺の幾重にも重なる方位となっているが為に、行くに行けなくなる場合が生じたりするものです。

 

それはその人の一時的な楽しみを奪うという意味で、損なことになるかもしれません。

しかし、どうしてもそのときでなければということでもなければ、そこが吉方になる時まで時期をずらせばよく、永遠にそこへ行けなくなるということはありません。

目先の楽しみを享受することよりも、自分の人生の幸福、向上を望むというのであれば、「ときを待つ」ことも運を蓄積して行く上での一つの努力だと思います。

 

ただ「信じる」というレベルに達するまでには、やはり納得の積み重ねが必要だと思います。仕事の上でも「信用」を勝ち取ることがどれだけ大変なことかは誰もがご存じのことでしょう。 方位の吉凶に関しましても、取り敢えず吉方を採り始め、凶方を避けることで、気分が落ち着く、心が安定する、自分がなんとなく良くなっているような感じがする、というようになれば、それが一つの納得となり、その積み重ねがやがては方位の吉凶を「信じる」ということに繋がるものと考えます。

 
  • 勉強会・講習会
  • きがくブログ
  • こよみ手帳
  • 方位鑑定書

(c) 2017 Takatora.net/Office Takatora