もちろん吉方位を採る(=良い運を蓄積する)だけで、
自分の思いや目的が達せられるわけではなく、
そのための直接的な努力やトレーニングが何よりも肝要であることは云うまでもありません。
有名大学や難関試験に合格したいからといって、そのための勉強もせず、
吉方採りに精を出したとしても、合格できるはずなどないのです。
吉方を採ることは、努力しやすい状況を整えるものです。
そんな状況が整えば、自ずとヤル気も湧き、
何事に明るく積極的に対処できるようにもなるものです。
それが本当の意味での『開運』の軌に繋がるものと考えます。
努力する、頑張るということには、元来、苦痛や苦労が伴うものですが、
自分の気が張っていたり、ノッているなと感じるときなどは、
まったくそれに気づかないこともあるものです。
「努力することを忘れて努力する」(幸田露伴・著 『努力論』より)
これが自然にできるようになることが、吉方採りを推進する究極の目的です。
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